日本酒文化を育む〜関谷健
関谷氏は名古屋の堀川沿い、古い町並みが残る「四間道」に建つ江戸時代の米蔵を「SAKE BAR圓谷」に改装(設計・監理 dero inc. 市原正人氏)して、日本酒と日本酒に合う料理が楽しめる店も経営している。 空き家が目立っていた周辺の町並みは、旧家の風情を活かした店舗などの出店が相次ぎ、人通りの途切れていた「四間道」や「円頓寺」はかつての活気を少しずつ取り戻し、いまでは全国の商店街関係者が見学に訪れるまでに。 そうした流れを加速しようと地域の仲間で構成している「那古野下町衆」の皆さんが企画、運営している「円頓寺・四間道界隈ショップマネージメント講座」の第1回目、関谷氏の講演の様子を「前編」「後編」に分けてお届けします。
前編は関谷酒造が地域の農業、経済、産業を守りながら日本酒ファンづくりをどう進めているのか、とても興味深いお話です。